何で人と比べるの？

人には人のいい所があって、君には君のいい所がある。
いい所はそれぞれ違うんだから比べる必要ないじゃん。
それが個性なんだから。

無理してがんばらないで。
君の個性を伸ばせるところでがんばればいいんだから。

僕は応援してるよ。

君に謝らないといけない。

前に『君の中の2番でいい』って言ったことあったよね。
それ、撤回していい？

2番はもうたくさんだ。
いつまでも都合がいい奴でいたくない。

俺自身も自分がこんなに欲深い奴だと思わなかったよ。

…君の1番を、俺にください。

チュ

ねぇ…俺とのキス、好き？
答えてよ。

答えてくれなきゃ、もうしてあげないよ？

どうなの？
俺とのキス、好き？

ふふ。
君のその物欲しそうな目、すっごく好き。
でも、ちゃんと言葉にしないとダぁーメ。

俺、意地悪だもん。

…ほら、ちゃんと答えて。

お風呂入ったのに、もう体冷えてるね。
こんなんじゃ風邪ひいちゃう。

まだ時間も早いし、ちょっとだけ運動する？

体があったかくなるし、ほどよく疲れるからよく眠れると思うけど…。

イヤって顔してないよ。
期待してる顔してる。

…ほんと、エッチぃなぁ。

お前さ…よく『好き』って言えるな…。
俺、恥ずかしくて言えねー…。

なぁ…今『好き』って言って。
いいから。

もう1回、言って…。

ふふ。
意地悪してたの、バレたか…。
『好き』って言ってるお前がかわいくて、つい…な…。

俺も…お前のこと、好きだよ。

『嫌われるのが怖い』？

それは誰でもそうだよ。
嫌われるのは僕でも怖いよ。

でもね、今は世界中から嫌われても構わないと思ってる。
たった一人、僕のことを好きでいてくれる人がいたら、それだけで幸せ。

だから……僕のことを好きでいてくれて、ありがと。

もう…朝…？
…起きる…けど、その前にもう少しだけ…。
…あと5分…。

……ん？
ちょっ、ちょっと！
何やってんの？

勝手に布団の中に入ってこないでよ。
幼なじみでもダメなものはダメ！

…ったく。
こんなことして、何されても文句言えないんだからね。

僕に合わせて背伸びしなくていいんだよ。
そのままの君が好きなんだもん。

早く大人になろうとしないで。
ゆっくり大人になってよ。

僕はここで君が大人になるの待ってるから。
ちょっとずつ成長していくのをこの目でしっかり見てるから。

ずっと、ずっとね…。

大好きだよ。

なんでびっくりするの？
たまにはいいじゃん。
自分の気持ち言ったって…。

ギュー

ヤダ。
離れないで。
俺の腕の中にいて。

今日はいっぱいイチャイチャしたいの。
ちょっとでも離れたらチューしちゃうんだからね。

離れなくてもするけど…。

チュ

『さっきから何？』って、ただ見つめてるだけだよ。
俺の彼女かわいいなぁって思ってね。

世界で1番かわいい。
ほんとだって。

こっち来て。
早く。

ギュー

誰にも見せたくない。
こうやってずっと腕の中に閉じ込めておきたい。
それくらいかわいいの。

…大好き。

なぁ、カレンダーの赤丸の日って、何かあったっけ？

んー、全然思い出せない…。
特別な日？

えっ…ちょっと！
怒らないでよ。

ごめん。
嘘だよ。
ちゃんと覚えてる。

俺たちの付き合い始めた記念日だよな。

…忘れるわけないだろ？
1年で1番大事な日なんだから。

がんばりすぎだよ。
ちょっと休も。
ね？

ほら、怖い顔してる。
眉間に皺寄ってるよ。

もぅ…。
かわいい顔が台無し…。

こっち来て。
いいから、早く。

ギュー

僕の元気分けてあげる。

……君の疲れが少しでも癒されて笑顔に戻ってくれますように。

誕生日おめでとう…って、あれ？
嬉しくなさそう…。
どうしたの？

『歳取りたくない』って…。

それは困るなぁ…。
俺は君と一緒に歳を取りたいのに…。

俺1人で天国に行かせる気なの？
そんなの俺寂しくて泣いちゃう…。
天国まで一緒にいたいよ…。

ね？お願い。

君に出会う前、僕は死んでいた。
生きながらに死んでいた。

そこへ君が現れた。
僕の世界が変わった。
こんなに素敵だなんて知らなかった。
全部君に出会ってから知ったこと。

…ほんとにありがとう。

君に出会えて僕は幸せです。
これからもずっとずっと大好きです。

今日飲み会だっけ？
何時に終わるの？

『分かんない』じゃないでしょ。
そんなんじゃ迎えに行けないじゃん。
そんな飲み会行かせたくないよ。
男だっているんでしょ？
ほんとヤダ…。

絶対男を隣に座らないでね。
約束だよ？

約束破ったらどうなるか分かってるよね？

どうしました？
元気ないですけど…。

俺でよければ話聞きますよ？

…そっか。

少々お待ちいただいてもよろしいですか？

こちら、どうぞ。
かわいいでしょ。
ネコのラテアート。

『元気だしてニャー』

…なんちゃって。

少しは元気出ましたか？

君と共に過ごした日々。
それはかけがえない時間の積み重ねで、僕の一生の宝物。

日に日に、君への好きが溢れてく。
もう1秒たりとも離れたくない。
それくらい君のことが好き。
大好き。

きっといっぱい迷惑かけると思うけど、これからもよろしくね。

触らないでよっ！
ヤダ！

君の手、知らない奴の匂いがついてる…。
……浮気したの？

僕がいながら、どうして他の奴に触れるの？
触りたいなら僕にすればいいじゃん。

君が他の奴に触れたりできないように、もっと俺の匂いつけておくね。
もう浮気できないように…。

お散歩行こ？
最近全然つれてってくれないじゃん…。

お外、行きたいっ！
ねぇ、行こ？

ダメなの？
うぅ…意地悪…。
君なんて、もう知らないっ！

…この匂い…おやつ？
いつもはくれないちょっといいおやつだ！

仕方ないなぁ…。
今日はおやつに免じて許してあげる。

ねぇ、好きって言って。
いいじゃん。
たまには言ってよ。

たった2文字だよ？
『すき』って言うだけ。

ね？
お願い。

…ありがと。

あっ…しまった…。
もう1回言って。
録音するの忘れた…。

だって、君の『好き』を永久保存したいんだもん。

…ね？
言って？

おはよ。
いつまで寝てんの？

昨日がんばって起きれたじゃん。
なんで今日は起きれないの？

『昨日、一昨日がんばったから疲れた』？

なに甘えたこと言ってるの？
ダメだよ。
ほら、起きるの！

今日がんばったら残るは2日だけなんだから。
もうちょっと、がんばろ？

おはよ。
起きて。
火曜日だよ。

おっ、えらいじゃん！
今日はちゃんと起きれたね。

がんばった子にはご褒美のギューっ！
嬉しそうな顔しちゃって…。
もしかして最初からギューが目当てだった？
…もぅ…。

昨日もやればできたから、今日も1日がんばろうね。

ただいま。
会いたかった…。

ギュ

はぁ…。
やっと我が家に帰ってきた…。

『当たり前じゃん』って？

まぁ、そうなんだけどさ…。
1人暮らしの時は、こんなこと思わなかったもん。

きっと君と一緒に住み始めて、この家が俺の安心して帰る場所になったんだね。

ただいまー。

…あれ？
”おかえりのチュー”は？
昨日はしてくれたじゃん。
なんで今日はしてくれないの？

チュー、しよ…？

…なーんてね。

体調悪いのに無理してご飯の用意しなくていいんだよ。
あとのことは俺に任せて。
君は大人しくベッドで寝てること。
いいね？

君と一緒に住み始めて、明かりがついた家に帰れるようになった。

玄関を開けたら『おかえり』の言葉。
どんなに遅く帰っても起きて待っててくれる優しい君。
漂ってくるおいしそうな夕飯の匂い。

こんな幸せを知ってしまったら、もう一人暮らしの頃には戻れない…。

一度抱いたらそのままポイ。
女なんか使い捨て。
そんなクズな生活をしてきた。
アイツに出会うまでは…。

アイツを近くにずっと置いていたい。
でも、俺の汚い手で汚したくない。

こんなに本当の愛が苦しいなんて知らなかった。
…愛なんて知りたくなかった。

うわっ…懐かしい…。

ん？
お前からの手紙。
片付けしてたら出てきた。

今まで貰ったやつ全部取ってるよ。
だって俺の宝物だもん。
お前の愛がたくさん詰まった贈り物を捨てるわけないじゃん。

それだけお前のことが大好きなの。
今も昔も。

ずっと一緒にいような。

びっくりした…。
髪、切っちゃったの？
せっかく綺麗に伸ばしてたのに、どうして？

『何となく』？
そっか…。

切る前もよかったけど、切った今のもいいね。
すっごく似合ってる。
めちゃくちゃかわいいよ。

だって、俺の彼女だよ？
かわいくないわけないでしょ？

いらっしゃいませ。
お好きな席へどうぞ。

ご注文は『いつもの』でいいですか？

何を驚かれるんですか？
いつも同じ席で、同じ物を注文される。
さすがに私も覚えましたよ。

あなたはとっくの昔にウチの大切な常連さんなんですよ。
ほかの店に浮気しないでくださいね。

おかえりなさい。
今日はどんな1日だった？

楽しかった？
それとも、つらかった？

どんな1日だったとしても、キミががんばったことにかわりないよ。
いっぱいがんばったね。

ご褒美にいっぱい甘やかしてあげる。
してほしいこと言ってよ。
何でもしてあげるから。

ここ、座って。
マッサージしてあげる。

…うわっ、肩凝りすぎ。
これ、頭痛くない？
大丈夫？

ちょっと力入れるよ。
痛かったら言って。

体がこんなになるまでがんばってるんだね。
毎日ほんとにお疲れ様。

がんばるのはいいけど、あんまり無理しないでね。