140字シチュエーション台本


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……じゃぁ、付き合ってみる?

ちょっ…泣くほどイヤ?

あぁ…逆ね…。
よかった。

なんでフラなきゃいけないの?
そんな理由どこにもないでしょ。
嬉しくて泣いちゃうようなかわいい子、他の奴に取られてたまるかっての。

…それで、返事は?
ちゃんと聞かせて。
今からコンビニ行くの?
1人で?

ちょっと待って。
すぐ準備するから。

待って!待って!
1人で行くの、危ないから俺もついてく。

危なくなくないの。
知らない人に連れ去られるかもしれないじゃん。

だから、行くなら俺と一緒。
ね?
3分で準備するから待ってて。
夜遅くに呼び出してごめんね。

これ、忘れ物。
大事な物って言ってたから、早く渡したくて…。

うぅん。
気にしないで。
全然迷惑だなんて思ってないよ。

えっ…もう帰るの…?

あのさ…家まで送るから、もう少し一緒にいたいって言ったら…困る…?
俺なりに、ちゃんと考えた。

ほんとに俺でいいのかな。
ちゃんと幸せにしてあげられるかな…って…。

正直まだ不安でしかない。
君を幸せにできるか分かんないから。

でも、『好き』って気持ちは誰にも負けないよ。

…大好きです。
ずっと俺の隣にいてください。
ねぇ。
俺の言う『好き』の意味、分かってる?
君の言ってる『好き』とは意味が違うんだよ?

俺の意味は恋愛対象としての『好き』。
君の意味は友達としての『好き』。

やっと理解してくれたんだ…。
遅すぎ…。

ちゃんと考えて答え出して。
いつまでも待つから。
男なんて、どんなに優しい奴でも気をつけなきゃダメ。
頭ん中ではエロいことしか考えてないんだから。

…まぁ……俺も男だし…それなりには…。

ふぅーん。
信じてくれないんだ…。

じゃぁ、これでも信じない?

…チュ

ほらね。
俺も男なの。
危ないって分かった?
今日さ、こっちの道通ってもいいかな?

いつもの道を通る気分じゃないっていうか…。
たまには違う道通って冒険してみようよ。
ね?

…ってのは嘘。
こっちの道、迂回路だから少し遠回りになるだけ。

まだ君と一緒にいたいからって子供みたいなことした…。
ごめん。
やっと彼岸花が咲いた。
これで君にもうすぐ会えるね。

ねぇ。
彼岸花の花言葉知ってる?

いろいろあるけど『また会う日を楽しみに』って意味があるの。
まるで俺たちみたいじゃない?
この時期に君が俺のところまで会いに来てくれるから。

今年もここで待ってるよ。
月って、見てるだけでホッとする。

まるで君みたい。
そっとそばにいてくれて、優しく包み込んでくれる。
そんな感じが似てる。

だから、会えなくて寂しい時は月を見ちゃうのかな。
君も同じ月を見てるかなって思って、つい空を見ちゃう…。

…今日も月が綺麗だね。
眠いのに遅くまで起きて待っててくれてありがと。

大きいあくびしちゃって…。
眠いんでしょ?

無理しなくていいよ。
目トロンとしてるじゃん。

ほら、ベッド行くよ。
で、先に寝てて。

風呂入ったら夢の世界まですぐに追いかけるから。
そこでまた会お?
寝れないの?

だから言ったじゃん。
今寝たら夜に寝れなくなるよって。
俺の言うこと聞かなかった君が悪いんだから。
自業自得。

ったく…。
仕方ないなぁ…。

ほら、おいで。
今日は特別にギューして寝てあげる。
そしたら、意外とまた眠れるかもよ?
先輩……泣いてたんですか?

違くないでしょ。
目、真っ赤ですよ。

いつまであの人と付き合うんですか?
つらい思いするって分かってるのに…。

もし、次、先輩が泣いてるの見つけたら、俺のものにしますから。
すぐにでも奪いますから、我慢しなくていいですよ。
何かを捨ててまで強くなってどうしたいの?

それで、ほんとに君は強くなれるの?

捨てた何かは君にとって、ほんとにいらない物?
実は心の支えだったりしない?

捨てる前に、よーく考えてみて。

無理に強くなる必要はないよ。
1番つらい思いをするのは君なんだから。
ん?
甘い匂いがする。

お菓子作ってるの?

あっ!クッキーだっ!
焼きたて?

…ふぅーん。

ねぇ、ねぇ。
1個食べていい?

1個だけにするからっ!
ね?

あーん。

んーっ!
おいしいっ!

…幸せの味がする。

この味は君の愛情の味だね。
きっと。
日曜日が嫌い。

次の日が月曜日っていうのもあるけど、大好きな君とバイバイしないといけないから。
ずっと一緒にいたいのに、時間がそうさせない。

だから、日曜日が嫌い。

…分かってるよ。
ちゃんと、バイバイするって。

平日がんばるために、ギューしていい?
隣で安心しきった顔で眠るキミ。
それを見ることが許される俺。

彼氏になったんだと改めて感じた。

付き合って初めて知った。
キミの寝顔がこんなにかわいいってことを。
まぁ、普段もかわいいんだけど…。

できることならこの先ずっとこの距離でキミを見ていたいな。
おはよ。
昨日はいっぱい無理させちゃってごめんね。

朝ご飯は俺が作るよ。
リクエストあったら言って。

あっ!
できれば簡単な物にしてね。
君ほど料理できないから…。

えっ!?
それは無理だよ。
作れないって。

…もう。
ほんと意地悪なんだから。
おはよ。

どうした?
暗い顔して…。

休みたいの?

…いいんじゃない?
お休みしちゃお。

毎日がんばってるんだもん。
自分を甘やかしてあげるのもたまには必要だよ。

とりあえず休みの連絡入れたら2度寝しよっか。
その後のことは起きてから考えよ。

…ね?
ん?
どうしたの?

キスしたいの?

ダーメ!
いつも言ってるでしょ。
まだ早いって。
いい子だから、俺の言うこと聞けるよね?

…んっ!?

チュ

はぁ…。
俺がどれだけ我慢してたか知らないでしょ…。
もっと時間かけたかったのに…。

もう我慢しないからね。
…あれ?
それ、好きだったよね?

なんで隠してるの?

好きなものは好きなままでいいじゃん。

だって、それは個人の自由だし。
他人がどう思おうが、とやかく言う権利なんてないでしょ。

何か言われたとしても堂々としてればいいと思うよ。
俺は君の味方だから。
大丈夫か?
顔真っ青だけど。

男苦手なくせにさっきまで2人きりで話してただろ。

そりゃ、まぁ…心配でずっと見てたからな。

無理してまで慣れようとしなくていいんじゃね?
見ててこっちがつらくなる。

なんで諦めねーんだよ。
俺とだけ話せるんじゃダメなのかよ…。
やっと捕まえた。

今日1日さ、ずっと誰かと一緒にいたよね。
全然声かけらんなかった。

俺の彼女をみんな独占しすぎなの!

そうだよ。
嫉妬してた。

だって俺が入る隙がないんだもん。
彼氏なのに。

彼女を独占していいのは彼氏だけなの!
これだけは絶対譲らない!
あっ!
ちょっ…マジかよ…。
最悪…。
好きだから最後に食べようと取っといたのに…。

『ごめん』って、今更謝っても遅いし…。
ってか、謝るくらいなら最初からすんなよ。

…許してほしいの?

ならコレと同じの買ってきて。
同じの2個。

そしたら許してあげる。
あっ…くしゃみしたでしょ?

うぅん。
絶対した。
『くしゅん』って小さくしたの、聞こえたもん。

風邪ひいてない?
大丈夫?

こういうのは過保護すぎるくらいがちょうどいいの。
ったく…。

これ、着て。
いいから。
着ないなら、ギューするけど…。

どっちにする?
しーっ!
声出しちゃダメだよ。
誰かいる。

…俺たちのこと探してるみたい。

狭いけど、もう少しだけ我慢して。
ここにいれば大丈夫だから。

だって、この場所周りから死角になってて誰も知らないんだよね。
知ってるのは俺だけ。

あっ、違うか。
俺たちだけ、だね。
…ん…。
おはよ。

今何時?

…起きるの早くない?
もうちょっと寝ようよ…。

…待って。
どこ行くの?

行かないで。

ここにいて。
俺の隣。

2度寝するの、1人はヤダ。
隣にいて。

ご飯なんてどうとでもなるよ。
今は一緒にいるの。

…俺から離れちゃダメ…。
あーぁ…びしょ濡れ…。
いきなり雨降ることなくね?

…つめてぇ…。

…何?
さっきからこっち見てただろ?

見てなくないって。
視線感じてたし。

筋トレ?
最近はしてないけど…。

あっ…透けてんじゃん…。
勝手に人の体見んなよ。

…エッチ…。
スマホ貸して。
最近君の行動が怪しいから確認したいの。

…何これ?
なんでロックしてるの?
今すぐ外して。

なんて言うと思った?
これで…解除成功。

何、びっくりしてるの?
君のことは何でもお見通し。
だから今回のことも知ってたよ。

…浮気なんて許さない。
雨強くなってきたね。
あっ…遠くでゴロゴロしてる…。
こっちまで来るかな?

どうしたの?
青い顔して。

もしかして雷怖い?

ふふ。
ちょっと意外かも。
苦手なものなんてないと思ってたから。

ほら、おいで。
ギューしよ?

俺がそばにいたら怖くないでしょ?