みたらしうにに【女性向けボイスch】
voice:みたらしうにに【女性向けボイスch】

大好きな彼女が帰るのを止めようとする彼氏

あー、楽しかった…。
疲れてない?
大丈夫?

夜も遅いし、適当にご飯食べて帰ろっか。
明日は俺の家でゆっくり過ごそ。
ね?

…えっ……ちょっと待って。

ごめん。
今、俺の耳には「家に帰る」って聞こえたんだけど…。
…嘘…だよね…?

なんで?

なんで帰るの?

ヤダ。
帰るのヤダ。

ヤダ!ヤダ!ヤダ!ヤダ!

だって、デートした日は、俺の家にいつも泊まるじゃん。
どうして今日は泊まれないの?
理由は?

『予定』…?
明日、朝から予定が入ってるの?

ほんとに?

冗談とかじゃなくて?

…ふぅーん。
だとしても、俺の家から行けばいいじゃん。
別に帰る必要なくない?

『ダメ』ってなんで?

『朝早いから』?
それって、どれくらい早いの?

なら、送ってく。
車出したらいいだけの話だもん。
運転するの嫌いじゃないし。
久しぶりのドライブデートもできるし。
一石二鳥じゃない?
ね?

たしかに、早起きは苦手だけど、君のためならがんばって早起きするよ。
大好きな彼女のためだもん。

…だから、帰るのやめよ?

ヤダ…。
帰らないでよ…。

一緒にいられると思って、この1週間がんばってきたのに…。

あっ!
分かった!

君が泊まれないなら俺が君の家に泊まりに行く。
そしたら、一緒にいられるよね。

俺、マジ天才!
そうしよ!
ね!

えぇー。
なんでダメ?

部屋汚くても気にしないよ。
片付ければいいだけだし。

『ごめん』って謝るなら、泊まってってよ。
ね?
お願い。

…一生のお願いっ!

絶対ダメ?

どうしてもダメ?

…分かった。
今日は我慢する…。

その代わり、ギューとチューして。

うん。
今ここで。

次会えるまで、寂しくならないように。

(小声で)…そんなの、無理だけど。

だって、もうすでに、すっごく寂しいんだもん。
ほんとならバイバイしなくていいはずなのに、バイバイしないといけないから。

で、ギューとチュー、してくれるの?くれないの?
どっち?

『しなかったら』?

…そんなの決まってるじゃん。
無理矢理にでも家に連れてく。

はぁ!?
10秒だけ!?
それ、マジで言ってる?

えぇ…。
俺が満足するまでとかじゃダメ?

分かった!
分かりましたっ!

…10秒で我慢する…。

ん。
ギューしよ?

(彼女を抱きしめる)

いーち

にー

ん?
ゆっくりすぎないよ。

時計見ながら数えてるから。
合ってるって。

さーん

しー

ごー

だーかーらー!
ゆっくり数えてないって。

そういう君の方こそ、俺が数えてる途中で、口出して邪魔してくるじゃん?
ほんとは帰るのイヤなんじゃない?
だから、時間稼ぎしようとしてるんでしょ?

…あっさり『違う』とか言わないでよ…。
普通に傷つくんだけど…。

ろーく

しーち

はーち

きゅーう

…きゅーう

……きゅーう

ヤダ…。
やっぱり寂しい。
この手、離したくない。

うるさいな…。
どうせ、子供っぽい時間稼ぎで悪あがきするような子供ですぅー。

…こんなことするくらい、君と離れたくないんだよ…。

ちゃんと分かってくれてる?
俺の気持ち。

分かってるなら、チューして?
今、俺が君にしてほしいと思ってるチュー……して?

(触れるだけのリップ音)

ブッブー。
はずれ。

正解は……こっち…。

(濃厚なリップ音)

ね?
今日、俺の家泊まっていこ?

今のキスの続き、したいよね?

(舌打ち)

うまくいくと思ったのにな…。

いつもなら流されてくれるから、今回もうまくいくと思ったの。
もう、いいよ…。

ん。
バイバイしてあげる。

帰ったら電話するね。
ちゃんと出てよ?

…最後にもう1回ギューしていい?

さっきのは、寂しいのを我慢するために君を補充しただけ。
今からのは、もう少しだけ君を感じたいの。

…ダメ?

ん。
ありがと。

(彼女を抱きしめる)

(重い溜息)

(彼女を解放する)

やっぱり帰るのイヤになったら、いつでも連絡してくれていいから。
すぐに迎えに行く。

…今のは一応伝えただけ。
大事なことだから。
帰ってる途中で、気が変わるかもしれないでしょ?

…じゃぁ…またね…。
バイバイ…。