(彼女が帰宅)
おかえり。
うわっ…すっごい荷物…。
言ってくれれば、迎えに行ったのに…。
重かったでしょ?
こういう時は連絡の1つくらいしてよ。
当たり前でしょ。
疲れてる、疲れてないって問題じゃないの。
大好きな彼女のためなら飛んでいくに決まってんじゃん。
何でもかんでも1人でやるのはいいことだけど、少しは俺を頼ってよ。
ん?
おみやげ?
俺に?
…ありがと…。
うん。
寂しかったよ。
寂しくて、毎日泣いてた。
「クスン…」って、枕びしょびしょにするほどに…。
ってのは冗談だけど、ほんとに寂しかった。
だって、こんなに離れてたの、同棲始めて、初めてだったじゃん。
家がやたら広く感じて落ち着かなかくてさ…。
だからかな。
ほとんど家にはいなかったよ。
無駄に残業して、外で食べて帰ってきて、風呂入ってすぐ寝る、みたいな。
1人暮らししてた頃の生活してた。
笑い事じゃなくて、ほんとに!
仕方ないじゃん…。
君のいない家にいたくなかったんだもん。
ねぇ。
ギューってしていい?
(彼女を抱きしめる)
君の匂い、1番落ち着く…。
えっ!?
あっ、ごめん!
君の匂い
俺の”オレ”がこうなっちゃうくらいには寂しかったって分かってくれた?
『1人で』?
…何回かシたよ。
でも、ダメだった。
気持ちいいんだけど、気持ちよくないって感じ。
イクけど、
「何やってんだろ、俺」って、スーパー賢者タイム入っちゃってさ…。
1人で処理することもできなくなっちゃった。
君とのエッチが気持ちよすぎるから。
俺に乱されて、甘い声で
……ごめん。
もう限界。
出張で疲れてるから、今夜は何もしないでいようって思ったけど、やっぱ無理。
今からシよ?
コレ、君の中に入れたい。
気付いちゃった?
いつもより大きくなってんの。
俺もびっくり。
ただ匂い
正直痛くてかなわない。
それくらいには君のこと抱きたい。
今すぐに。
お風呂?
そんなの俺は気にしないよ。
えぇー!?
お風呂入んなきゃダメなの!?
……じゃぁ、俺も一緒に入る。
なんでそれまでダメって言うの?
もうこれ以上離れるのヤダ!
我慢するのもヤダ!
ずっと一緒にいたい。
俺が綺麗に洗ってあげるから。
一緒にお風呂入ろ?
ベッド以外ではエッチぃこと禁止なの?
絶対に?
…分かった。
俺からエッチぃことはしない。
その代わり、君をその気にさせてあげる。
で、今の言葉、
簡単じゃん。
ふふ。
それに、お風呂でエッチぃことしないってことは、ベッドではエッチぃことやりたい放題していいってことでしょ?
あぁ…今から楽しみっ…!
ちなみに、今日は優しくできないかも…。
いっぱい寂しかった分を君で埋めなきゃいけないから…ね…?