(息切れ)はぁ…はぁ…
(濃厚なリップ音) ※ 長めにお願いします。
体、大丈夫?
無理させて、ごめん。
ここまでするつもりなかったんだけどなぁ…。
かわいい君を見てたら、抑えられなかった…。
だって、会えたの久しぶりじゃん。
嬉しくって、つい…。
ってかさ、前会ったのって、どれくらい前だっけ?
思い出せないんだけど…。
ほんとに…!?
そんなに前なの!?
そりゃ寂しかったわけだ。
ん?
ずっと寂しかったよ。
当たり前でしょ。
大好きな彼女に会えないなんて、ちょっとした
早く会いたくて、さっさと仕事終わらせようとしても、次から次に手のかかる仕事ばっか
最近はちょっとイラついてた。
ふふ。
イラつくなんて、珍しいでしょ。
俺もびっくりした。
それだけ君に会えないことがストレスだったってこと。
というわけで、もうちょっとキスしていい?
いいじゃん。
もっと君が欲しくてたまらないんだから。
ね?
(濃厚なリップ音) ※ 長めにお願いします。
ヤバ…。
元気になっちゃった…。
仕方ないじゃん。
君とのキス好きだし、興奮しちゃうんだもん。
あと1回だけにするから。
…もう少し付き合って?
えぇー!
なんで『ヤダ』とか言っちゃうの?
さっきの、気持ちよくなかった?
気持ちよかったなら、いいじゃん。
あと1回くらい。
明日デートだから寝たいの?
どうしても寝たいの?
このまま寝るとか、イヤなんだけど…。
あと1回したい…。
あっ!
背中向けて寝ようとしないでよ!
俺をほったらかして、先に寝るとかあり得ないでしょ。
起きてって!
ねぇ!ねぇ!
うるさくさせてるのは、君のせいだもん。
あと1回付き合ってくれたら、こんなにうるさくしないもん。
『はい、はい』って……さっきから、そればっかだし…。
俺の話、適当に聞き流さないでよ…。
あっそ…。
そういう態度取るんだね。
……俺、怒ったから。
こっち向いて。
いいからっ!
(濃厚なリップ音) ※ 長めにお願いします。
このまま大人しく寝かせてもらえると思った?
そんなわけないでしょ。
せめて、あと3回は付き合ってもらわないと…。
(濃厚なリップ音) ※ 長めにお願いします。
ん?
あと1回……って言った?
(とぼけた感じで)え?
ほんとに?
俺、さっきまで言ってた?
最近、忘れっぽくて、もう覚えてない。
ってかさ、気持ちよければ、1回だろうが、3回だろうが、同じことでしょ。
回数なんか関係ない。
(濃厚なリップ音)
キス、うまくなったよね。
最初の頃は、中学生みたいなキスしかしてこなかったのに…。
今じゃ、こんなエッチぃキスできるようになったし…。
(触れるだけのリップ音)
ん?
あぁ…そっか…。
俺が、教えたんだっけ…。
(触れるだけのリップ音)
あの頃は、こんなにエッチくなると思わなかったなぁ。
だって、出会った頃の君って、超まじめで、エッチぃのに拒否反応してたし。
『キスしたら赤ちゃんできちゃうからヤダ』って言われた時は、どうしようかと思ったけど。
それが、いつしか俺好みのエッチぃ彼女になってくれて、すっごく嬉しい。
(触れるだけのリップ音)
イヤなの?
エッチぃの。
でもさ、そう言ってる割に、気持ちいいって顔してるよ?
ダーメ。
隠さないで。
どんどん
ほら、舌出して。
俺の舌に絡めて。
もっともっと深いキスがしたい。
(濃厚なリップ音) ※ 長めにお願いします。
あーぁ…。
完全にデキ上がっちゃった。
体が
そういう時は何て言うんだっけ?
教えたよね?
ふふ。
よく言えました。
(耳元で)めちゃくちゃかわいくおねだりしてくれたから、さっきよりも、もっと元気になっちゃった。
嬉しそうな顔しちゃって…。
あぁ…もう我慢できない…。
明日のデートはまた今度にしよ。
今は俺の熱を全部受け止めて。
(濃厚なリップ音) ※ キスしながらフェードアウトしてください。