ふたたび るびぃ
voice:ふたたび るびぃ
月城ビビ
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俺の声official
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はちおねえさんの部屋
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なごみ海原
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ふむ
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極低音ボイスのシチュボ
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やぴさん。
voice:やぴさん。

ほっといてほしいくせに1人になりたくない猫系彼氏

【パソコンのキーボードを打つ音】

(以下、キーボード打ちながら)

ん?
あぁ…もうそんな時間?
集中してたから、全然気付かなかった。

お腹減ってないから、ご飯いいや。

あっ!
お湯()かすなら、コーヒー欲しい。

ごめん。
今、手離せなくって。

(彼女が離れたところから見てくる)

何?
こっちジッと見ないでほしいんだけど。

邪魔というか、気が散る。
言いたいことあるなら、言ってよ。

んー、まぁまぁ急ぎの仕事かな。
今やらなくても全然間に合うんだけど、やっといたら後々楽になるからさ…。

あとどれくらいで終わるか分かんない。
そんなに時間かからないとは思うんだけど…。

構ってほしいんでしょ?
なんとなく君の雰囲気から分かった。

悪いけど、構うのはこれが終わってからね。
それまでは忙しいから無理。

ごめん。
集中したいから話しかけないでもらっていい?
しばらく、ほっといて。

あっ!
コーヒー入ったら、ココ置いといて。

ん。
ありがと。

【パソコンのキーボードを打つ音】 ※ 少し長めにお願いします。

ねぇ。
どこ行くの?

(キーボード打つのやめる)

自分の部屋?

いやいや。
ちょっと待ってよ。

『ほっといて』とは言ったけど、ココから離れていいなんて一言も言ってない。

全然矛盾してないって。
事実じゃん。

違う?

それとも部屋に戻って何かすることあるの?
仕事とか…。

雑誌読むだけ?
それなら、ココに雑誌持ってきて読んでればいいじゃん。

邪魔にはならないよ。
別に。

さっきのは、ジッと見てきてたから視線が気になったの。
だから、気が散るって言っただけ。

ただ雑誌読むだけなら邪魔じゃない。
むしろちょうどいいくらい。

あんまり静かすぎると、逆に集中できないっていうか…。
ある程度の騒音って必要じゃん?

(小声で)ってか、家の中にいるなら俺のそばにいろよ…。
寂しいじゃん…。

ん?
何も言ってない。

はぁ!?
俺が『寂しい』って言った?

空耳じゃない?
それか、1回病院で()てもらったら?
バカがひどくなったんじゃない?

痛っ!
叩いてくるなって。

だから、言ってないってばっ!

もう、うるさいなっ!

(彼女を抱きしめて、ソファーへ)

(溜息)はぁ…。
疲れたぁ…。
休憩、休憩。

痛い?
そりゃそうだよ。
痛いようにギューってしてるんだもん。
叩かれた仕返し。

ヤダよ。
絶対離さない。

離したら、また自分の部屋に戻ろうとするんでしょ?

そんなことなくないよ。
朝とか、いつもそうじゃん。
俺が寝てる間に抜け出して、起きたら俺の隣にいないし…。
起きるの遅い俺も悪いけどさ…。

朝ご飯作ってくれるのは嬉しいよ。
…嬉しいけど、イヤなものはイヤなの。
朝起きて、ベッドに俺1人でいることが…。

いなくならない?

絶対に?

俺が起きた時いなくなってたら、俺の言うこと1日聞いてくれる?

んー、そうだなぁ…。
朝起きて、すぐ二度寝して、お昼くらいにまた起きて、お昼ご飯食べて。
ダラダラして、晩ご飯食べて、ひと休みしたらお風呂入って、寝る。
これをしてもらおっかな。
もちろん、全部”一緒に”ね。

『ヤダ』じゃないよ。
言うこと聞いてくれるって言ったじゃん。

いいの。
いつもしてることでも。

いつもしてることに幸せを感じてるんだから。
…君は違うの?

なら、グダグダ言わずに俺の腕の中にいて。

ずっと一緒にいたいんだもん。
少しの時間も離れたくない。

(あくび)ふぁ…。

んん…眠くなってきた…。

ふふ。
あくび、移っちゃったね。

ほら、一緒に寝よ?
たまにはお昼寝したっていいじゃん。
お休みの日くらいのんびりしようよ。
ね?

…おやすみ。