悠希チヒロChi-kun ch
voice:悠希チヒロChi-kun ch
山下さんから着信です
voice:山下さんから着信です

【R15】君を染めるのは俺だけ

ただいまー。

(彼女が飛びついてくる)

うぉっ!
びっくりした…。

(彼女を抱きしめる)

…ただいま。

おいしそうな匂いがする。
ご飯作ってくれてたの?

今日の晩ご飯、何?

えぇー!?
全部俺の好きなものばっかじゃん。

…ありがと。
めちゃくちゃ嬉しい。

あのね、君にプレゼントがあるんだ。
今渡してもいい?

じゃぁ、ソファーに行こ。

(ソファーに座る)

はい。
おいで。
俺の膝の間。
君の指定席でしょ?

…まさか隣に座るとか言わないよね?

ん。いい子。

で、プレゼントって言うのは、コレ。
開けてみて。

(彼女がプレゼントを開ける)

バレンタインのお返し、何がいいかなぁって考えてたら、ピンときてね…。

俺のお気に入りの香水。
これで俺がいなくても寂しくないでしょ?

(彼女を抱きしめる)

知ってるよ。
俺が残業で遅かったり、長期で出張行ったりしたら、いつも俺の布団で寝てるって…。

バレてないと思った?
残念でした。
ずっと前から気付いてたよ。
布団に君の匂いがついてたからね。

勝手に俺の布団で寝たことを隠そうと枕カバーとかシーツとか洗濯してても、布団に染みついてる君の匂いまでは消せてないもん。
君の甘くていい匂いがふんわりとするんだよ。

ごめんね。
仕事だからって、君に寂しい思いさせて…。

せめてものお()びに、俺の使ってる香水をプレゼントしたら、少しは俺を感じられて寂しくないかなぁって思ってね…。

嬉しい?
…よかった。

君、この匂い好きだよね。
いつも香水付けたら、俺の首元に顔近づけてくるじゃん。
息がかかってくすぐったいんだよ。
いつも我慢するのに必死なんだからね。

せっかくだし、ちょっと付けてみる?

じゃぁ、ちょっと貸して。

(彼女の太ももの内側に香水を付ける)

ふふ。
びっくりした?

香水って手首とか首元につけるイメージ強いけど、()けた方がいいんだって。

どういうことか分かんない?

あのね、最初はイヤだなって思ってた匂いも、しばらく時間が経つとそこまで気にならなくなってることってない?
それって、嗅覚が疲れてる証拠なの。
慣れって言った方が早いかな。
だからつける量を間違えやすくなるんだって。
…まぁ、えらそうに言ってるけど、俺も最近知ったんだけどね。

ふんわり香らせるには鼻から遠くて体温の高い場所に付けるといいらしいよ。 
膝の裏とか足首とか…。

太ももの内側もいいんだって。
…ここ、俺の好きな場所。

(大きく息を1度吸い込む)

うん。
いいね。
俺と同じ匂い。

…ヤバ。

(濃厚なリップ音)

俺と同じ匂いしてると思ったら、君を支配してるみたいな気分になって…。
ちょっと抑えられないかも…。

もっと…キス……しよ…。

(濃厚なリップ音) ※ 少し長めにお願いします。

なんか、もうダメ…。
今から俺の部屋行こ。
君の大好きな俺の匂いに囲まれて気持ちいいこと、しよ?

香水だけじゃなくて、君に”俺の”って(あと)をもっと付けたい。
君の全部を支配したい。
……今すぐに。

ご飯は……あとでいいよ。
今はご飯のことより、君のことでいっぱいなの。
君だって、そうでしょ。
目潤ませて、ほっぺ赤くして、熱い吐息漏らして…。
俺と同じくらい欲しがってくれてるじゃん。
待つなんてできないよ。

…うるさい。

(彼女を抱き上げる)

よいしょ…っと…。
待てないって言ったのに君がグズるのが悪いんだからね…。
このままベッドまで連れてってあげる。

…そんな期待した目で見つめないでよ。
今ここで抱きたくなるじゃん。

大丈夫。
満足させてあげるから。
泣いても、(わめ)いても()めてあげない。
君の全部を俺で染め上げるまで、ね。