不器用な『ありがとう』を君に

(マイクテストっぽく)あー。あー。
これ、ちゃんと()れてる?
…大丈夫…?

(咳払い)ん゛ん゛っ…。

えっと……いきなりだけど、君にありがとうを伝えたくて、()ってます。
最初は「手紙で…」とも思ったんだけど、やっぱり自分の口で伝えたくて…。
面と向かってだと恥ずかしくて言えないから、ボイスレターにしました。

…なんか、()だしから(堅苦かたくる)しいかな…?
まぁ、いっか。

君と出会って、いろんなことがあったよね。
嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、つらかったこと…。
時には言葉足らずだったのが原因で、傷つけてしまったことも…。
あの時は、ほんとにごめん。
もっと違う言い方があったはずなのにね…。
仲直りできるまで、ずっと反省してた。

でも、今では、全部いい思い出になってる。
お互いの気持ちをぶつけ合ういい機会だったし、何より、どの思い出も君と一緒だったから。
じゃないと、きっとイヤな思い出になってたはず。
絶対ね。

この広い世界の中で出会って、好きになって、そばにいてくれる。
ほんとに奇跡なことだと思う。

言葉足らずで、うまく気持ちを伝えられないし。
うまく伝えられたとしても、君のことを傷つけてるし。
自分の気持ちを伝えるの下手くそ選手権だったら、ぶっちぎりで優勝しちゃいそうなくらい、どうしようもないダメ人間だけど、この先も1番近くで見守っててくれると嬉しい。
もっともっとがんばるから。

…何、言ってんだろ…。
言いたいことズレてる気がする…。

…あれ?
全然『ありがとう』って言ってなくない…?

やっぱ、ダメだなぁ…。
言葉にするの、苦手だぁ…。

とにかくっ!
何が言いたかったかって言うと、どんな時も隣にいてくれる君のことが大好きってことと、いつも隣にいてくれてありがとうってこと!
以上!

恥ずかしいから、もうおしまい。
じゃぁ、またね。