そろそろ寝る?
早く隣おいで。
電気消すよ。
(電気を消す)
ねぇ。
今日は、ギューして寝てもいい?
なんかギューしたい気分だから。
イヤだったらしないけど…。
ん。
こっちおいで。
(彼女を抱きしめる)
変だった?
俺が?
いつもと同じだよ?
なんか違うって、どこがどう違うと思うの?
…ふぅーん。
そっか…。
だって、俺が覚えてる限り、君の口から初めて男の名前が出たんだもん。
昼間はあんなかっこいいこと言ったけど、正直おもしろくなかった。
君のお弁当あげないで、「コンビニ行ってくれば?」とか言えばいいじゃんって思った。
…ごめん…。
どうかしてる…。
今まで嫉妬なんてしたことないのに…。
…君が後輩くんに取られるって思って、すごく怖くなった…。
分かってる。
そんなことないって。
でも、ずっと胸がモヤモヤして、不安でいっぱいで…。
今にも押し潰されそう…。
…俺の
俺、本気にするよ?
ほんとに離れない?
ほんとの、ほんとに?
…ありがと。
(触れるだけのリップ音)
好きすぎて、つらい…。
こんなに好きになったの、君が初めて。
よく君は『私なんか…』って言うけど、あれ、間違ってるからね。
たしかに、世の中には女の子はたくさんいる。
頭いい子とか、綺麗な子とか、料理がうまい子とか…。
でも、君じゃなきゃダメなの。
君だから好きになったんだよ。
もっと自分に自信持っていいよ。
君はかわいいんだから。
大好き。
愛してる。
こんな言葉が軽く感じるくらい、君が好き。
あれ?
なんか嬉しそうじゃない?
そっか…。
君も不安だったんだ。
君のことは、ちゃんと好きだよ。
ごめんね。
普段こういうこと言うの、恥ずかしくて言えなくて…。
…世界で1番、好きだよ。
(濃厚なリップ音)
ヤバ…。
1度「好き」って言ったら、どんどん気持ちが
だって、今までずっと隠してたから。
こんなに好きって思ってるのバレて、『重い』とか言われたら立ち直れないもん。
そんなことないの?
じゃぁさ、君はどれくらい俺のこと好き?
ふふ。
同じ気持ちでいてくれて嬉しい。
俺たち、似た者同士だね。
…それなら、もう俺の物にしちゃっていい?
もう絶対離してあげない。
『別れて』って言われても、別れてあげない。
ずっと、ずっと死ぬまで、一緒だからね?
…約束のキス……しよ。
(濃厚なリップ音) ※ キスのまま、フェードアウトしてください。