【R18】狼さんは優しくできない

【玄関扉の開閉音】

(荒い息遣い)

…なんで、君がここにいるの?

今週はここには絶対に来るなって言ったよね?
忘れたわけじゃないでしょ?

…なら、どうして?

今夜は満月なんだよ。
狼が満月の夜にどうなるか…。
それが分かんないほど、子供じゃないでしょ。

『心配』?
なんの心配?

浮気…?
そんなことするわけないでしょ。
俺が君以外の女の子見る余裕なんてないって知ってるくせに…。
バカなこと言ってる暇があるなら、さっさとここから出てって。
1人にしておいて。

大丈夫じゃないから言ってるの。
君がここにいるってだけで、頭が狂いそう。

(おか)したくてたまらない。

こっちに来ないで!
それ以上、1歩も近づかないで…。
君を傷つけたくない。

お願いだから……今すぐ出てって。
俺が俺でいる間に…。

……さっさと出てけ!!

(※ 以下、オラオラ系で)

(赤ずきんが近づいてくる)

(強引にベッドに引きずり込む)

クソっ!
お前のために言ったのに…。
全部水の泡にしやがって…。

俺の言うこと聞かなかったのは、お前だから。
もう容赦しねー。

全部受け入れろ。
いいな?

(濃厚なリップ音)

ジタバタすんな。

あ?
息ができねー?

んなもん、知るか。
ここに残ることを選んだのは、お前なんだから。
黙って俺に抱かれて、溺れてろ。

(濃厚なリップ音)

(舌打ち)チッ
服が邪魔だな…。

脱がせるのも、めんどくせー。
ズラしときゃ、いっか。

(服をズラす)

ん?
まだキスしかしてねーのに、もう硬くなってんじゃん。
お前の乳首。
いつもよりビンビンだし。

(耳元で)もしかして、無理矢理抱かれるの好きなわけ?

(笑いながら)違うって言うわりに、気持ちよさそうな顔してるけど?

『そんなことない』、ね…。

ほんと、お前の口って嘘しか言わねーな。
もっとしてほしいくせに『イヤ』って言うし、気持ちいいくせに『ヤダ』って言うし…。

その代わり、体はすっげー正直。
背中反って、俺に胸見せつけてんだぜ?
『もっとやって』ってな。

…今日は特別に胸と耳、両方イジってやるよ。

(耳舐め)

やーっと()いた。
声我慢すんな。
もっと聞かせろ。

(耳舐め) ※ さっきとは逆の耳でお願いします。

イキそ?
じゃぁ、やーめた。

何?
イカせてほしかったの?

それはさすがにズルくね?
お前ばっか気持ちいいなんて。

…だから、まだイカせてやらない。

ってかさ、さっきから足が冷たいんだけど、もしかして漏らした?

(下着の上から触る)

パンツの上からでも分かるくらい、濡れてる…。
こんなん履いてたら風邪ひくし、脱がしてやるよ。

『ヤダ』?
あぁ、そういうことか…。

脱がせてほしいわけじゃなくて、破いてほしいんだな。
さっきから強引にされて、興奮してたみたいだし。
気が()かなくて、ごめんな。

ちょっ……手、どけろ。
抑えてたら、破けねーだろーが。

破かれたくねーなら、自分で脱げよ。
ほら、早く。

(彼女が下着を脱ぐ)

足、開け。
どんだけ濡れてるか見れねーだろ。

うわっ……エッロ…。
尻の方まで垂れてる…。

思った以上に、ぐっちゃぐちゃだな…。
こんだけ濡れてるなら、簡単に指入りそう。

(指、挿入)

マジで簡単に入った…。
いつもなら、もっと時間かけないと無理なのに…。

まだ入口しかイジってないってのに、どんどん中から溢れてくるし。
もっといじめてほしいって、期待してんの?

おい…。
足、閉じんな。
動かしにくくなるだろ。

…それで抵抗してるつもり?
まぁ、お前程度の力じゃ、俺に敵うわけないんだけどな。

(笑いながら)片方の足抑えられてたら、閉じようにも閉じれねーよな。

お前、こんなに綺麗な体してたんだな。
いっつも真っ暗の中でシてたから知らなかった。

月明かりで、乱れるお前……すっげー興奮する。

1回イカせてやろうと思ったけど、限界だわ。
早くお前の中に入りたい。

(全裸になる)

なに?
ビビってんの?
俺のがいつもと全然違うから。

でかさも、硬さもいつもの比じゃねーだろ。
これが満月の夜なんだよ。
こうなると、朝まで(おさ)まんねー。
だから、帰れって言ったんだ。

ほら、ゴム。
お前が付けろ。

まぁ、いつかはゴムなしでヤりたいけどさ…。
今はまだ早い。

まだお前と2人でやりたいことがあるからな。
それが全部終わって、周りに俺たちの関係を認めてもらってじゃないと…。

何も考えてないようで、一応、将来のこともいろいろ考えてんだよ。
大事なお前との将来だからな。

ほら、手、止まってんぞ。
さっさと付けろって。

(彼女にゴムを付けてもらう)

ん……できたか?

じゃぁ、()つん()いになれ。
いいから。
その方がお前の体に負担が少ないんだよ。

…頭下げて、腰もう少し上げろ。

そうそう。
うまい。

…いくぞ。

(挿入) ※ 以下、アドリブ推奨

せっま…。
まだ先しか入れてねーのに、もうイキそう…。

バーカ。
物の例えだよ。
マジでイクかよ。

もう少し力抜けねーか?
じゃねーと、奥まで入れらんねー。

…ん……入った。

分かるか?
1番奥まで届いてるの。

なんか分かんねーけど、いつもよりすっげー嬉しい…。
満たされてるって感じ。

ほんとは、ずっと隠したかった。
満月の夜、欲望に溺れて乱暴になる俺を知られたくなかった。
嫌われると思ったから。

でも、お前は嫌うどころか、受け入れてくれた。
それが、嬉しくて、たまらなくて…。

…ありがとな。

デカくなるのは仕方ねーよ。
それだけお前に興奮してるってことだから。

最初に言っただろ。
全部受け入れろって。

…そろそろ動くぞ。

(ピストン開始)

あっ…ヤバ…。
お前の中、すっげーうねってる。
もっと奥まで来いって言われてるみてー。
もう1番奥まで来てるのにな。

腰、止まんねーよ…。
こんなの…。

ん?
イキそ?

いいよ。
イって。

お前の好きなとこ突いててやるから、そのままイけ。

(彼女、イク)

中のビクつき、半端ねー。
動かなくても、すっげー気持ちいい。

…でも…。

(ピストン再開)

ヤダ。
待たねーよ。
もっと気持ちよくなりてーもん。

もっと、もっと俺に溺れろ。
俺なしで生きられねー体にしてやるよ。

ん?何?
『いつもみたいにしたい』?
正常位ってこと?

ん。分かった。
1回抜くぞ。

こっち向け。

…なぁ…。
あんま俺を(あお)んなよ?

今自分がどんな顔してるか分かってんのか?

完全に雌になってる。
俺に体を支配されて、喜びを覚えた雌の顔。

おい。
顔、隠すな。
エロく乱れるお前の顔見るの好きなんだよ。
もっと俺に見せろ。

大丈夫。
お前はかわいいよ。
なんてったって、俺の自慢の彼女なんだから。

そろそろ俺もイっていい?
我慢の限界なんだけど…。

こっからは最後まで止まんねーからな。
好きなだけ何度でもイけ。

(挿入 → ピストン再開)

あぁ…ヤバ…。
気持ちよすぎて、腰抜けそ…。

いつかお前のココがいっぱいになるまで俺の(そそ)いでやるから。
今はゴム越しで我慢しろよ?

っ!?

(笑いながら)今、想像したんだろ。
中、締まった。

お前もイキそう?
もう少し我慢しろ。
一緒にイキたい…。

…あぁ……イキそう…。

あっ…イク…出る…っ!

んっ…!

(絶頂)

あー…ヤバ…。
まだ出てる。
全然止まんねー。

まだガチガチのままだし…。
やっぱ1回じゃ全然(おさ)まんねーか。

…あと何回できっかな?

『えっ?』じゃねーよ。
1回で終わるわけねーだろ。
こんな状態でほっとくなよ。
朝まで(おさ)まんねーって言っただろ?

夜はまだ始まったばっかなんだから……最後まで、とことん付き合えよ?