ん？
なぁーに？
今？
コーヒー淹れに来ただけで、まだ忙しいんだけど…。
やること残ってるから、
（彼女の前にやってくる）
で、何か用？
（彼女にケモ耳を付けられる）
えっ！？
何！？
…耳？
ふさふさしてる…。
…ケモ耳ってヤツ？
この形…猫耳、かな…？
へぇー。
犬耳なんだ。
珍しいね。
だって、こういうのって、普通は猫耳とかうさ耳とかじゃん？
あんまり犬耳って聞いたことなかったからさ。
それにしても、コレ、どうしたの？
わざわざ買ったの？
ふぅーん。
でも、うちには必要ないから
そういうプレイがしたいなら、別だけど…。
あぁ…ハロウィン…。
そっか…。
そんな時期か…。
仮装する予定も、お菓子配る予定もないからすっかり忘れてた…。
だからって、今、俺に耳付けさせてる意味ってある？
俺が付けるより君が付けたらいいじゃん。
こういうかわいいの好きなんだし、絶対似合うと思うよ。
…俺じゃなきゃダメなの？
（不服そうに）…分かった。
ちょっとだけだからね？
……トリック・オア・トリートっ！
お菓子くれなきゃ、イタズラしちゃうぞ！
ノリ悪いなぁ…。
せっかく耳付けてるんだし、ハロウィン楽しもうよ。
ね？
で、お菓子は？
犬耳付けさせたからにはあるんでしょ？
ないの！？
マジで！？
じゃぁ、イタズラしまぁーす！
（彼女の匂いを嗅ぐ）
君の体から甘い匂いがしてるの、ずっと気になってたんだよね。
香水？柔軟剤？
いや、ボディーソープかな？
ボディークリームか…。
新しくしたの？
この匂い、好き。
すっごく甘くておいしそうで……お菓子と間違えて食べちゃいそう…。
（濃厚なキス）※ 長めにお願いします。
今の俺はワンコじゃないよ。
狼になっちゃった。
好きな子が目の前にいて、甘い匂い
どんな男も狼に変身しちゃうって。
あっ！
”俺の”っていう印付けとかなきゃ。
外に出る、出ないの話じゃないの。
こんなにかわいくて、甘い匂いがしてるんだよ？
そこら辺の男共が狼になって襲ってきたら危ないから言ってるの。
首の、ここんとこ。
見えるとこだけど、印付けるね。
『ヤダ』はダメ。
お菓子持ってないのに甘い匂いがする君が悪いの。
大人しくイタズラされてなさい。
（彼女の首にキスマークを付ける）
ん。
綺麗に付いた。
けど、1個じゃ不安だから、もっと付けるね。
（数個、キスマークを付ける）
自分で付けといて言うのもなんだけど、ヤリすぎちゃった…。
まるで、独占欲むき出しでエッチした後みたい…。
それに、キスマークを付けられた君の今の顔、いい感じに
マジでエロい。
キスマーク付けられるの、気持ちよかった？
黙っちゃうの禁止。
ちゃんと言って。
これも、イタズラなんだから。
なーんだ。
イタズラじゃなくて、
今なら
で、どうだったの？
気持ちよかった？気持ちよくなかった？
ふふ。
俺もね、気持ちよかったし、楽しかったよ。
キスマーク付けてる時、君が気持ちいい声我慢してるの気付いちゃったから。
…このまま、君のこと食べてもいいかな？
『やること』？
あぁ…それは、君を食べた後にするよ。
今は君を食べたい。
もう我慢できそうにないんだもん。
残さず、全部食べるから。
…いいよね？
（濃厚なキス）※ キスしたままフェードアウトしてください。