ねぇ。
今、仕事忙しい?
1分だけ、俺に時間くれない?
別に何か用事があるってわけじゃないんだけどさ……「ちょっとだけ目
イタズラしようとか考えてないよ。
ほんとに何もしない。
目
ね?
お願い。
ちょっとだけ、目
(目を瞑る彼女)
(少し間を開ける)
ありがと。
もう目開けていいよ。
ね?
言った通り、何もしなかったでしょ?
だって、ただ目を
…どうしたの?
不服そうな顔して…。
何かしてほしかったの?
あっ!
分かった!
(耳元で)…もしかして、キスしてもらえると思った?
(意地悪そうに)当たり?当たり?
ふふ。
『違う!』って言うわりに、動揺してるし、顔真っ赤になってるけど?
思わせぶりなこと言って期待させて、ごめんね。
ほんとにそういうつもりなくて…。
これ以上ここにいたら邪魔になるだろうし、俺、部屋に戻ってるよ。
終わったら、声掛けて。
じゃぁ、仕事の続きがんばって。
(彼女が服を掴んでくる)
あの……服、
部屋戻れないし、服伸びちゃう。
お
…『
してほしいなら、お願いの仕方ってもんがあるでしょ?
(彼女、『キスして』とお願いする)
違う。
そうじゃない。
「キスしてください。お願いします」
これが言えれば、キスしてあげる。
ほら、簡単でしょ?
(彼女、再度お願いする)
はい、ダメぇー。
ただ言えたらいいってもんじゃないじゃん。
そんな棒読みなお願い、かわいさの
自分のお願い聞いてほしいなら、ちゃんと誠意を見せたお願いしてくれなきゃ。
じゃないと、キスしてあげないよ?
(彼女、がんばってお願いする)
ん。
よく言えました。
(触れるだけのキス)
これでいい?
えぇー!?
なんでダメなの?
ちゃんとキスしてあげたじゃん。
ふふ。
『1回じゃ足りない』か…。
そんなに俺とのキスが好きなの?
もっともーっとしたいの?
いいよ。
いーっぱいキスしてあげる。
(濃厚なキス)※ 長めにお願いします。
あーぁ……キスひとつでこんなにトロトロになっちゃって…。
まぁ、こんなにエッチくなるように調教したのは俺なんだけど…。
エッチぃ子、嫌いじゃないよ。
そもそも嫌いだったら、俺好みに
出会った頃のエッチくなかった君も、今の俺好みのエッチくなった君も、どっちも大好きだよ。
ん。
ありがと。
(触れるだけのキス)
…続きはベッドでしよっか。
素直になったご褒美に、理性も何もかもぶっ壊れるまで愛してあげる。