(息切れ)はぁ…はぁ…
(長めのリップ音)チュ
ごめん。
無理させちゃったよね。
体、大丈夫?
痛くない?
辛くない?
久々に君に会えて、ひとつになれた嬉しさから、自分が抑えられなかった。
本当は一回で終わらせるつもりだったんだけど、止められなくて…。
何度もしちゃって、ごめんね。
汗かいちゃったね。
すぐお風呂入る?
少し休んでからにする?
休んでからね。
了解。
おいで。
休んでる間、腕枕してあげる。
(ちょっと拗ねた感じで)
あれ?
何で来てくれないの?
いつもならすぐ来てくれるのに…。
何で俺の目論見がバレてるの?
腕枕して、そのまま君を腕の中に収めたまま、君を抱き枕にして寝ようと思ったのに…。
君、柔らかくて、温かくて、気持ちいいんだもん。
太ってるとか、そういうことじゃないくて、俺好みの柔らかさなの。
筋肉と脂肪のバランスが絶妙で、触り心地が最高なんだよ。
貶してるわけではないからね。
ん?
無理させちゃったから眠くなっちゃったかな?
君が寝たら、タオルで汗 拭いてあげる。
だから、いいよ。
そのまま寝ちゃって。
目、閉じて。
ゆっくり呼吸して。
【以下、布団をトントンする音、継続してください】
(静かに、優しく、ゆっくりと)
俺、本当に君が好き。
優しい性格が好き。
気配り上手なところが好き。
お料理上手なところが好き。
一歩下がって、俺を立ててくれるところが好き。
一見弱く見えるけど、芯がしっかりしてるところが好き。
恥ずかしがり屋で、顔をすぐ真っ赤にするところが好き。
いつも笑顔なところが好き。
いつも励ましてくれるところが好き。
ほかにもいっぱいあるんだよ。
とにかく、君の全部が好き。
大好き。
…って、いつの間にか寝ちゃってたね。
ふふ。かわいい寝顔。
あどけない感じが好きだなぁ。
ほっぺ、ぷにぷに。
君も最近忙しいって言ってたから、疲れてたよね?
それなのに、無理させて、ごめんね。
それだけ俺が君を求めてるってことで許して?
いい夢見てね。
(リップ音)チュ