（ベッドで寝ている二人）
（彼女、起き上がる）
（寝ぼけた感じで）……ん。
離れちゃダメ…。
…今、何時？
4時？
そんな時間なわけ…。
（スマホで時間を確認）
うわ……マジだ…。
こんな時間に起きるとか、おばあちゃんじゃん。
二度寝しよ。
二度寝。
ちゃんと寝とかないと、体力回復できないよ。
（彼氏、彼女を無理矢理寝かそうと抱きしめて布団に入れようとする）
はい。
おやすみ。
（彼氏、寝る）
（彼女、彼氏の腕の中でもがく）
（イラッとして）……もう。
大人しく寝てよ。
なんで起きたがるの？
……『お風呂』？
（彼氏、彼女の匂いを嗅ぐ）
別に臭くないし、お風呂に入る必要なくない？
『大人の
どうせお風呂から出て身支度整えたら、いつも通り香水付けるんでしょ？
だったら、お風呂に入っても入らなくても同じじゃない？
いい匂いに変わりないんだし…。
（ちょっと拗ねて）……ってか、お風呂入ったら、せっかく付けた俺の匂いが取れちゃうじゃん…。
べったりではないけど、ほんわか匂いがする程度……『彼氏いますよ』アピールができる程度に匂い付けた。
怒んないでよ…。
ちゃんと理由があるから聞いて。
（彼氏、彼女を抱きしめる）
……先輩、最近会社でなんて噂されてるか知ってる？
『綺麗になった』とか『フリーならアピってみるか』とか、先輩のこと狙ってる人が増えてて…。
そういう話聞くと、付き合ってることバラしたくなる。
（慌てて）しないよ！しない！
先輩が『いいよ』って言うまでは…。
だけど、皆が先輩のこと見てるの、正直キツい…。
……俺だけの先輩なのに…。
……とはいえ、勝手に匂いつけて、ごめんなさい。
（彼女、彼氏の頭を撫でる）
ちょっ…！？
やめて！
頭わしゃわしゃしないで！
……んもぅ…やめてってばっ！
（彼氏、彼女を組み敷く）
（強引なキス）
『かわいい』って言うのも、やめて。
子供扱いされてる感じがして、ヤダ…。
でも、子供じゃ先輩にこんなことはできないよね？
（濃厚なキス）
（彼氏、彼女を抱きしめる）
ん？
俺が安心する方法？
そりゃ、付き合ってることバラすのが1番だけど、先輩は内緒にしときたいから無理じゃん？
だから、ペアリング持ちたい。
先輩の左手薬指は俺が予約してるって周りに知らしめたい。
……いいの？
ほんとに？
なら、今日買いに行こ。
思い立ったが吉日っていうし…。
（うれしそうに笑う）んふふ
……ごめん…。
先輩とお揃いのものが持てるって想像しただけで、興奮しちゃって…。
ほら。
俺のココ、こんなになっちゃった。
朝勃ち
普通にヤバい…。
（彼氏、スマホで時間を確認する）
（独り言っぽく）……1回ならできるか…。
……ねぇ、先輩。
まだ時間あるし、1回だけシよ？
（ちょっと拗ねて）大人しくしてて
今回はできそうにないから誘ってんの。
ね？
絶対1回だけにするから。
そのあと、一緒にお風呂入ろ？
ふふ。
ありがと。
大好き。
……先輩のこと、誰にも渡さない。
（濃厚なキス）※キスしたままフェードアウトしてください。