まだ仕事?
もう遅い時間だよ?
残りは明日にして、今日はもう終わりにしようよ?
ね?
まだやるの?
それならそんなにがんばらなくてもいいじゃん。
『もう少し』?
さっきからそればっかり…。
ずっとパソコンと
俺にかまってもくれない…。
俺、
…
……もう、いいもん。
(少し間を開ける)
【テーブルの上にカップを置く音】
…はい、どうぞ。
わざわざ
久々に紅茶飲みたいなぁって思って、一人分
それだけだから。
うるさいなぁ…。
飲みたくなければ飲まなくていいよ。
飲むなら、最初から
そう、そう。
君の紅茶、ちょっとだけ
気に入ってくれたらいいけど。
ん?
目、
『目がピクピクする』?
あっ。
こらっ!
気になるかもしれないけど、
目が傷つくでしょ。
ちょっと待ってて。
【タオルを絞る音】
【レンジでチンする音】
はい。
今日はもうお仕事、終わり。
こっち来て。
ソファーに座って。
いいから。
お仕事は強制終了なの。
ほら、座って。
俺の
早く!
で、俺にもたれかかって。
肩に頭乗せる感じで。
そのまま上向いて、目閉じて、ジッとしててね。
どう?
熱くない?
よかった。
前にネットで見たんだよ。
『
で、
俺にしては
ふふ。
君に
君、あんまり俺を頼ってくれないから、いつも俺が勝手にやってるけどさ…。
少しでも君の役に立ちたいと思ってるんだからね。
(優しく諭す感じで)
このまま今日はお仕事終わりね。
もうお仕事しちゃダメだからね?
体が悲鳴上げちゃってるんだから。
『もう無理だよ』って。
『少しは休んでよ』って。
でも、君は自分のことにはあまりにも
多少の無理くらいなんとかなるって思ってるでしょ?
『思ってない』?
ほんとに?
ほんとに思ってなかったら、最初、俺が声
君の場合、『もう少し』が多いの。
『もう少し』が
だから、お願い。
もう少し、自分を大切にして。
じゃないと、いつか絶対倒れちゃう。
そうなるのが目に見えてるの。
そうなってからじゃ遅いんだよ?
分かってる?
『大丈夫』って言って、何度倒れたか覚えてる?
両手じゃ足りないくらい倒れてるんだよ?
その
こんなに心配してくれる彼氏、そうそういないんだからね。
分かってる?
あっ!こらっ!
ホットタオル
まだもう少ししてた方がいいよ。
ほら………んっ!?
(触れるだけのリップ音)
いきなりキスとか、どうしたの?
『したくなっただけ』?
ほんとに、それだけ?
まぁ、いいか。
俺もちょうどしたかったし。
こっち向いて。
(濃厚なリップ音) ※長めにお願いします。
もう仕事、今日は終わりだし…いいよね?
続きはベッドで……ね。