【スマホの通知音】
ん?
彼女からの連絡?
『残業で遅くなるから先に寝てて』か…。
(溜息)はぁ…
今日が何の日かって絶対忘れてる…。
いっぱいご
せっかくのご
【玄関ドアの開閉音】
おかえり。
本当に遅かったね。
こんなに遅くなるなら、駅まで
こんな時間に一人で歩いてるの、危ないでしょ。
もう少し危機感を持った方がいいよ。
ご飯?
うん、作って待ってた。
…今日、何の日か分かる?
(彼女に聞こえないくらいの小声で)
やっぱり分かんないか…。
うぅん、何でもないよ。
ご飯は明日
今日はもう疲れたでしょ?
お風呂入っておいでよ。
お湯
(彼女がお風呂に行く)
(寂しそうに)
やっぱり忘れてた…。
今日は付き合い始めた記念日なのに…。
僕って、その程度の存在なのかな?
(彼女がお風呂から出てくる)
さっぱりした?
それなら、よかった。
ん、何?
『今日は何の日だったの?』って…。
まだ分からないの?
本当に分からないの?
冗談とかじゃないよね?
…今日は僕らが付き合い始めた日だよ。
別にいいよ。
今日もあと少しで終わりだもん。
(少しイライラした感じで)
君から帰りが遅くなるって連絡があった時、忘れてるだろうなぁとは思ってたから。
最近仕事忙しいの知ってるから。
僕のことなんて、頭の
そんなことなくないよ!
少しでも頭の
ずっと今日を楽しみにしてたのに…。
計画だって立ててたのに…。
全部水の
もう、いい。
僕一人で寝たいから、このままソファーで寝るね。
毛布は持ってきたから大丈夫。
君は疲れてるだろうから、ベッド使っていいよ。
おやすみ。
何?
僕、寝ようとしてるんだけど。
…
記念日忘れられたくらいで
子供
もう放っておいて。
一人にして。
君なんか、大っ嫌い!!
(彼女がベッドルームに行く)
……言いすぎちゃった。
あんな態度取ってたら、
でも、今日を楽しみにしてたのも事実だし…。
あ゛~、もう!
『ごめんなさい』してこよう…。
(ベッドルームに行く)
(おそるおそるな感じ)
ねぇ、起きてる?
あのね、さっきはごめんなさい。
言い過ぎた。
君の言う通り、
今日は僕らにとって大事な日だから、最近忙しい君でも忘れたりしないって思ってた。
それなのに、残業してくるし、今日が何の日か忘れてるし…。
君の中では僕のことはその程度なんだなぁって思ったら、
つい感情的になっちゃった…。
ごめんなさい。
君が
仕事が忙しかったのは僕も知ってたんだもん。
僕が今朝『今日は早く帰ってきて』って言っておけばよかっただけ。
そしたら、君は残業しないで帰ってきてくれたでしょ?
君は何も悪くないよ。
お仕事、がんばってきたんだもん。
今日も一日、お疲れ様。
…ギューしていい?
(彼女を抱きしめる)ギュー
…さっき、『ソファーで寝る』って言っちゃったけど、やっぱり君の隣で寝てもいい?
一人で寝るの、寒くて、
(嬉しそうに)
ありがと。
すぐ毛布持ってくるね。
(リビングに行って毛布を取ってくる)
【布団に入る音】
やっぱり君の隣で寝るのが一番落ち着く。
あったかいし、
さっきは『大っ嫌い!』なんて言ってごめんね。
嘘だからね?
好きだよ。
大好き。
この世で一番好きだよ。
世界中の誰よりも好き。
…信じてくれる?
ヤダ!ヤダ!ヤダ!
『信じない』なんて言わないで。
どうしたら信じてくれる?
チュー?
チューしたら信じてくれる?
じゃぁ、いっぱいしちゃうね。
(舌を絡めたリップ音) ※とにかく長く!
こら!
『息できない』って、顔
君が信じてくれるのには、まだ
(舌を絡めたリップ音)
…これで、信じてくれる?
よかった。
エッチな顔して、どうしたの?
ただ、いっぱいチューしただけだよ?
(耳元で)
エッチなスイッチ、入っちゃった?
それなら、かわいくおねだりしてみて。
僕が
ふふ。
かわいい。
明日もお仕事だよね?
それなら、一回だけかわいがってあげる。
一緒に気持ちよくなろうね。