(彼女が帰ってくる)
おかえり。
今日も1日お疲れ様。
…なんか疲れてる?
(相槌数回打つ)
そっか…。
1日中大変だったんだね…。
……じゃぁ、今日1日いっぱいがんばったご
チューがいい?
それとも…俺?
どれでも君が好きなの選んでくれていいよ。
えっ!?
全部!?
うぅん。
全然ダメじゃないよ。
こっちおいで。
まずは、ギューからね。
(彼女を抱きしめる)※以下、しばらく抱きしめたまま。
(彼女の匂いを嗅ぐ)
んー……いっぱいがんばった匂いがする。
ヤダよ。
君が俺に抱きしめられて癒されてるんだから、俺だって君の匂い嗅いで癒されたいもん。
こういうのは、ギブ・アンド・テイクでしょ?
(彼女の匂いを再度嗅ぐ)
…はぁ…癒される…。
臭くなんかないよ。
この匂い、すごく好き。
ねぇ。
まだジッとしてて。
君は満足したかもしれないけど、俺は全然足りないの。
匂い嗅いでて、ギューするの忘れてたから。
だから、もう少しこのままでいて。
…ずっとこのままでいたいなぁ…。
そしたら、君は俺にギューされて癒されるでしょ?
で、俺は君の匂いをいっぱい嗅げて癒されるでしょ?
お互い癒やされて、win-winじゃない?
はい。はい。
どうせバカですよぉー。
バカだから、こういうくだらないことばっか考えちゃうんですー。
(彼女から体を離す)
何?
心配しなくても、チューのことも忘れてないよ?
(笑いながら)めちゃくちゃ顔に出てるもん。
『チューするの忘れてる…』って。
そんなことあるから言ってるの。
顔に出ちゃうくらい俺とチューしたい?
あっ…言わないんだ。
そういう素直じゃない子にはしてあげませーん。
『して?』って顔しても、ちゃんと言わないとしてあげないよ。
…してほしいなら、『チューして』って言って?
よく言えました。
(触れるだけのキス)
これでいい?
もっとしてほしいの?
…素直ないい子、だーい好き…。
(濃厚なキス)※ 長めにお願いします。
これでどう?
満足した?
ん。
どういたしまして。
これくらいならいつでも言ってくれていいよ。
あのね、こんなの全然ワガママじゃないから。
それどころか、俺にとってのご
ってか、なんかごめんね。
癒してあげるはずが、俺ばっか癒してもらっちゃった…。
そんなことないの?
ほんとに?
少しは癒された?
そっか…なら、よかった。
じゃぁ、着替えておいで。
ご飯にしよ?
その後、お風呂ね。
大丈夫。
俺を選んだことも覚えてるよ。
ただ、今すぐあげられないだけ。
ちょっと準備が必要だから…。
(耳元で)何の準備かは、その時までのお楽しみ…。