やっと終わったぁ~。
マジで疲れたぁ…。
もう動けない…。
(匂いを嗅ぐ)すんすん
コーヒー、
ちょうど飲みたいなぁって思ってたところだったんだ。
ドリップしてくれてるの?
わざわざありがとう。
【テーブルにコップを置く音】
疲れてるから甘めにしてくれたんだ。
ミルクまで入れてくれて…。
僕の彼女は優しくて
ほんと、ありがとね。
いただきます。
(コーヒーを飲む)ゴクン
おいしい~!
君が
ん?
いつもの味とちょっと違うような…。
……豆、変えた?
やっぱり!
『いつもはインスタントで、今日はドリップだから違うのかな』って思ったんだけどね。
この間買ってきたって言ってたやつ?
へぇ。
この味、好きかも。
こうやって時間がある時、また一緒に飲もうよ。
ね?
いいでしょ?
あんまりうまくないけど、次は僕が
…ダメ?
やった!
約束ね。
(あくび)ふぁ…。
ごめん。
自分でも思った以上に疲れてるみたい。
買い物には付き合うよ。
だって、約束したじゃん。
『一緒に行こうね』って。
でも、一緒にお買い物行く前に少しだけ
ん~と……15分でいいから。
15分
ちょっとだけ寝かせて?
(ワガママ言う感じで)
アラームセットしても起きられない。
僕って、めちゃくちゃ疲れてるとアラームで起きないじゃん?
今それくらい
君と一緒に買い物行きたいから、起こして?
ありがと。
あと、もう一つ頼み事してもいい?
…君に膝枕してほしいんだけど。
君の膝枕、気持ちいいから好きなの。
最近してもらえてないから、久々にしてもらいたいなぁって思って…。
…お願い!
やったぁ~。
お邪魔しまぁ~す。
(溜息)はぁ…。
やっぱり君の膝枕、好き。
すごく気持ちいい。
(以下、少しずつ眠るような感じで)
太ももの
ずっとこのままでいたい…。
なでなで、してくれるの?
ふふ。
君に、
気持ちいいんだもん。
絶対起こしてね?
ちゃんと起きるから。
『あと5分』とか、ワガママ言わないよ。
だって、僕、いい子だし。
だから、頭、
僕が寝ても
ふふ。
幸せ…。
………おやすみ。
(寝息)すぅ…すぅ…