そろそろ寝よっか。
電気消すね。
(パートナーの異変に気付く)
(電気を消さずにパートナーの元へ移動)
…どうしたの?
何か気になることでもある?
分かるよ。
そんな難しそうな顔してたら…。
ねぇ……よければ、話聞くよ?
無理にとは言わないけど…。
でも、話すことで少しでもつらい気持ちが楽になったらいいなと思って…。
君のつらい気持ち、分けてくれないかな?
うん。
ゆっくりでいいよ。
(相槌数回打つ)
そっか…。
明日が来るのがイヤなんだ…。
おいで。
ギューしてあげる。
(彼を抱きしめる)
いっぱいがんばってきたんだね。
えらい、えらい。
がんばって、がんばって、がんばって…。
ずーっとがんばって走り続けて疲れちゃったね。
がんばることも大事だと思うよ。
でも、君はがんばりすぎなの。
無理してがんばってるの。
それじゃ、いつか倒れちゃう。
だから、たまには休んでもいいんだよ?
休むこともがんばることと同じくらい大事なんだから。
って言っても、君は絶対休まないよね…。
じゃぁ、休むんじゃなくて、息抜きしよ?
5分だけでもいいから、頭の中空っぽにしてボォーっとするの。
それだけでも少し違ってくると思うよ。
もう…。
そんな不安そうな声出して…。
心配しなくて大丈夫。
いつもそばにいるから。
楽しい時も、嬉しい時も、つらい時も、苦しい時も…。
絶対に君から離れないよ。
ほんとだよ。
嘘ついたことあった?
…ないよね。
もし、今日みたいに『つらいなぁー』とか『苦しいなぁー』って思ったら、いつでも話聞くよ。
ほんとに、いつでも聞く。
真夜中でも、朝早くても。
イヤなわけないじゃん。
むしろ、すっごく嬉しい。
だって、今話してくれたのって、君の本音でしょ?
そんな大切なことを話してくれるのって信頼してくれてるってことじゃん。
だから、すっごく嬉しい。
…ありがとね。
話してくれて。
つらいのは今だけだよ。
ずーっと続いたりしない。
明けない夜がないのと同じ。
いつか終わりがやって来るから。
その日まで、できることを積み重ねていこうよ。
君のペースで、ゆっくりと…。
君1人で無理なら、手伝うしね。
猫の手くらいの手伝いにしかならないかもだけど…。
あぁー!
笑ったなぁー!
ふふ。
その調子だよ。
君には笑っててほしい。
そのためなら、何だってするから。
あっ……そろそろ寝なきゃね。
話し込んでだいぶ時間遅くなっちゃった…。
とりあえずお布団に入ろっか。
(布団に入る)
不安なこと、いっぱいあると思う。
どうしても気になっちゃうよね。
でも、明日は明日の風が吹くって言うし、難しく考えなくていいんだよ。
成り行きに任せてみるのもいいんじゃない?
(パートナーを抱きしめる)
大丈夫だよ。
昨日より今日。
今日より明日。
少しずつよくなるから。
君はひとりじゃないよ。
ずっと味方だからね。
(触れるだけのリップ音)
おやすみ。