(彼女の家にて)
(新たに缶を開ける)
5回目?6回目?の、かんぱーい!
(グビグビ飲む)
ぷはぁー!
んまい!
えぇー!
いいじゃん。
何回乾杯しても。
お前と付き合える幸せと、酒が飲める幸せを噛み締めてるんだからさ。
(しみじみと)……マジでありがとな。
俺と付き合ってくれて…。
なのに、お前は真剣に考えてくれて、俺の気持ちを受け取ってくれた。
ぶっちゃけフラれると思ってたから、OKの返事もらった時、すっごい嬉しかった。
泣きそうになるくらい…。
ほんとだって。
ほんと。ほんと。
…こっち来て。
(彼女が彼の隣に移動する)
違う!
俺の隣じゃなくて、ココ!
俺の膝の間!
後ろから抱きしめさせてよ…。
(彼女をバックハグする)
(甘えん坊な感じで)やっと、捕まえたぁー。
ん?
んー、ちょっと酔ってる。
楽しくて、つい飲みすぎたかも…。
大丈夫。
悪酔いはしてないから、心配しないで。
……ねぇ。
なんで俺と付き合おうって思ったの?
OKの返事は聞いたけど、理由は聞いてないなぁって、ふと思って…。
…聞かせてくれない?
一生のお願い!
(彼女が理由を話す)
(相槌数回)
(嬉しそうに)そっか。そっか。
ありがと。
じゃぁ、次は俺の番。
正直お前の全部が好きだから「コレ!」って挙げらんないんだけど、きっかけになったのは、お前のがんばり屋なとこ……かな。
どんなに難しいことでも妥協しないで全力で取り組むじゃん?
そういうのって、誰でもできることじゃないと思う。
多少なりともどこかで楽しようって考えるものなのに、お前はそんなことしない。
真っ直ぐ物事に向き合ってる。
その姿がマジでかっこいいなぁって見てたら、いつの間にかずっと見てるようになって、好きになってた。
(照れる彼女)
(意地悪に)あれぇー?
照れてる?
ふふ。
照れてる顔、かわいい…。
ちょっ…!?
隠すなって。
……キス、したい…。
……いい?
(触れるだけのキス)
…もっとしても…?
(濃厚なキス)※ 長めにお願いします。
キスの先、は…?
許可というか……お前の気持ちはどうなのかなって思って…。
俺がシたいからって理由だけで無理矢理ヤったら、お前の体借りて一人エッチしてるようなもんじゃん?
そんなの、絶対ヤダ。
ヤるなら、お前も同じ気持ちじゃなきゃ…。
『ダメ』…?
ほんとに?
全然『ダメ』って顔してないけど…。
……素直になってよ。
気持ちよくなりたいなら、『気持ちよくして』って言って?
ほら……俺にどうしてほしい?
このかわいいお口で今の気持ち言って?
ん。
分かった。
今まで感じたことないくらい、いっぱい気持ちよくしてあげる。
(濃厚なキス)※ キスしたままフェードアウトしてください。