(男の子の自宅の自室にて)
(部屋のドアの開閉音)
お待たせ。
はい。
姉ちゃんの分。
(テーブルの上にコップを置く)
ごめんね。
急に「泊ってって」ってお願いして…。
(ちょっと拗ねて)たしかに、親が旅行に行ってて、一人で留守番することになったよ?
でも、もう子供じゃないもん!
家に誰もいなくて寂しくなったりしないもん!
姉ちゃんとまだ一緒にいたかっただけだもん!
むぅ…。
ワガママ言ったからって、子供扱いして…。
いつか、倍返しにしてやる…。
(話をコロッと変えて)それにしても、今日のデート楽しかったぁー。
今まで見たことない、姉ちゃんのかわいい顔いっぱい見れたから。
ふふ。
ヤダよー。
絶対忘れるもんか。
また行こうね。
(少し間を開ける)※ 戸惑ってるような微妙な空気感を出す
ご飯は食べてきたし……とりあえず、お風呂入る?
別に、変な意味じゃないよ?
結構歩いて汗かいただろうし、早く流したいかなと思って…。
着替えは俺のでいい?
ん。
ちょっと待ってね。
(クローゼットをあさる)
えっと…上はこのシャツでいいかな?
下は…このズボンで…。
あ゛っ!
どうしよう……1番大事なものがない…。
…姉ちゃんの下着…。
いやいや…。
夜のうちに洗濯すればいいんだけど、そういう問題じゃなくない?
寝てる間、姉ちゃん下着ないんだよ?
ズボン履いてたとしても、その下は下半身すっぽんぽんの無防備な状態なんだよ?
分かってる?
(独り言っぽく)アレ買いに行った時に買っとけばよかった…。
(姉ちゃんからのキス)
…姉ちゃん…。
(濃厚なキス)
ヤバい…気持ちいい…。
キスってこんなに気持ちいいんだ…。
知らないよ。
キスの気持ちよさなんて…。
今のキスがファーストキスなのに…。
初めては全部姉ちゃんとシたくて、彼女も作らなかった。
うん。
ほんと。
姉ちゃんが俺の最初で最後の彼女。
……ねぇ、もっとしよ…?
(濃厚で執拗なキス)※ 長めにお願いします。
ごめん。
ここまでやっちゃったけど……やっぱ今日のお泊りはなかったことにしてもいい?
さすがにいろいろマズすぎる…。
これ以上はほんとにヤバい。
自分で自分を抑えらんない。
『いいよ』じゃない。
このままじゃ、大人の階段一気に駆け上がっちゃうことになるから言ってんの。
……シたくないわけないじゃん…。
時間と体力の許す限り、いっぱいシたい。
姉ちゃんが『無理』って言っても…。
……必要なもの…?
…ひと通り、準備してる…。
いきなりこんなことになってもいいように…。
どれだけ必要か分かんなかったから、余裕を持って、これくらい…。
(買ったものを姉ちゃんに見せる)
『こんなに!?』って言うけど、全部使ったりしないよ?
コレは、あくまで予備。
楽しんでる時に足りなくなったらイヤだから、多めに用意しただけ。
……こういうのは大事じゃん?
もしもの時、体の負担が大きいのは姉ちゃんだし…。
準備してるなら、問題ないの?
ほんとに?
姉ちゃんはそれでいいの?
(姉ちゃんを抱きしめる)
……ありがと。
姉ちゃん。
……ドキドキしてるの、バレてる…?
もっと余裕ある感じ見せたかったのになぁ…。
かっこ悪…。
そりゃ緊張もするよ。
『姉ちゃんとエッチぃことする』って夢が叶うんだもん。
……なるべく優しくするね。
大好き。
(濃厚なキス)※ キスしたままフェードアウトしてください。